2020 KCFFトーナメント大会開催に向けたガイドライン
2020年9月25日
NPO法人東京都アメリカンフットボール連盟
関東学生フットボールクラブ連盟
大会実行委員会
このガイドラインは2020年6月12日付で日本アメリカンフットボール協会(JAFA)が発行した「JAFAアメリカンフットボール活動再開に向けたガイドライン」に基づき、2020 KCFFトーナメント大会開催に際し新型コロナウイルス感染症拡大防止策を行えるよう大会についての基本的考え方や遵守すべき留意点を示すものである。
(1) 大会運営⽅法
- 試合の⽇の当⽇に、適切な⽅法、範囲で会場を清掃する。
- 会場における⼿指消毒液や体温計等を⽤意する。
- 身分証明証(ID=選手証、役員証)などにより、会場を出⼊りする⼈が所定の位置で確実に管理されるようにする。
- ID保有者に事後的に個別に連絡が可能となるよう、名簿を整備することとし、最低でも各関係者の代表者の連絡先を確保し、代表者は当⽇会場にアクセスした個⼈の連絡先を保有していることを徹底する。
- 会場に出⼊りする関係者は必要最低限の⼈数とする。
- 全ての関係者は以下に従うこととする。
@選⼿、チームスタッフ、審判等がフィールド上で活動する場合を除きマスクを着⽤し、⼿指衛⽣のための消毒をすること。
A個別の⼿指消毒液や使い捨てのウェットティッシュを携帯し、使⽤すること。
B⾃宅を出るとき及び会場への⼊場前に検温を⾏うこと。
C会場内の諸室への不要な出⼊りをしないこと。
- 全ての関係者が会場に⼊場する際の必須条件として、以下の項⽬を含む書⾯での確認を提出する。
@現在、以下に記載の項⽬を含め、COVID-19 の感染の兆候が⼀切⾒られないこと。
・COVID-19 に関係するいかなる症状も直前の
14 ⽇以内に⾒られていないこと。
・⽣活を共にする家族等にも COVID-19 に関係するいかなる症状も直前の 14 ⽇以内に⾒られていないこと。
・COVID-19 の感染者に直前の 14 ⽇間に接触していないこと。
A未成年の出場選⼿及びスタッフについては保護者が⼤会の参加に同意していることが望ましい。
- 医学的知⾒が必要な分野においては、専⾨家のアドバイスを仰ぎ、適切に対処する。
- 会場計画において、以下の点を検討しマニュアルなどに明⽰する。
@会場における⼿指消毒、⼿洗い場の場所の詳細。
A会場における⼈の出⼊りの管理⽅法の詳細。
B会場内における⼈の動きを最⼩限にできるように設計された会場計画。
C試合前後のミーティング等、⾶沫感染を防⽌するため、密閉、密集、密接を回避する。
D可能な範囲で、⼊⼝もしくは、その付近に検温場所を設置して検温を⾏い、発熱や咳嗽などを認める体調不良の参加者は施設に⼊場させずに帰宅させ、必要に応じて保健所や医療機関への相談あるいは受診を促すこと。
E観客や関係者に感染が疑われるものが発⾒された場合の隔離⽅法や動線等。
F感染が疑わしき⼈物が発⾒された場合の試合の継続・中断・中⽌、またその場合の試合や記録の取り扱いに関するポリシー。
- 試合後直ちに適切な⽅法、範囲で会場を清掃し、ドアノブなどの⾼頻度接触部位は 0.05%次亜塩素酸ナトリウムあるいは 70%以上のアルコールを⽤いて消毒する。
- 観客(選手の家族・親族に限定)を⼊れての⼤会を⾏う日は、以下の点を検討項⽬とし、その時点の状況に鑑みて決定する。
@⼀部の座席の封鎖等観客が密接して着席しないようにするための施策。
A観客⼊場の際の検温の実施の⽅法。
B観客のマスク着用の徹底と、観客⽤消毒液の数量と確保⽅法。
C消毒液の設置場所と管理⽅法。
D売店の設置は否とする。
(2)留意すべき会場設備等
- 手洗い場所
参加者が大会開催・実施の間に手洗いをこまめに行えるよう、以下に配慮して手洗い場所を確保する。
@ 手洗い場には石鹸(ポンプ型が望ましい)を用意すること。
A 「手洗いは 30 秒以上」等の掲示をすること。
B 手洗い後に手を拭くためのマイタオルの持参を求めること。布タオルや手指を乾燥させる設備については使用しない。
- 更衣室、休憩・待機スペース
更衣室や、参加者等が参加前の確認を受ける待機スペースについて、以下に配慮して準備する。
@ 広さにはゆとりを持たせ、他の参加者と密になることを避ける。
A ゆとりを持たせることが難しい場合は、一度に入室する参加者の数を制限する等の措置を講じる。
B 室内又はスペース内で複数の参加者が触れると考えられる場所(ドアノブ、ロッカーの取手、テーブル、椅子等)については、こまめに消毒する。
C 換気扇を常に回す、換気用の小窓を開ける、更衣室の扉を開ける等、換気に配慮する。
- 洗面所
洗面所(トイレ)について、以下に配慮して管理する。
@ トイレ内の複数の参加者が触れると考えられる場所(ドアノブ、水洗トイレのレバー等)については、こまめに消毒する。
A トイレの蓋を閉めて汚物を流すよう表示する。
B 手洗い場には石鹸(ポンプ型が望ましい)を用意する。
C 「手洗いは 30 秒以上」等の掲示をする。
D 手洗い後に手を拭くためのマイタオルの持参を求める。布タオルや手指を乾燥させる設備については使用しない。
- ゴミの廃棄
鼻水、唾液などが付いたごみは、ビニール袋に入れて密閉して縛り、ゴミを回収する人は、マスクや手袋を着用すること。また、マスクや手袋を脱いだ後は、必ず石鹸と流水で手を洗い、手指消毒すること。
(3)マウスシールド装着の義務化
新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、試合フィールド内でのマウスシールド装着を義務付けることとする。
日本アメリカンフットボール協会が複数社の商品を確認しており、これらを「推奨」している。(日本アメリカンフットボール協会公式サイトに掲載されているもの)。
試合中に外れたり、破損したりした場合は、食品用ラップフィルムなどで応急処置を施せば、出場を認めることとする。
(4)試合に出場するチームの判断基準について
@チーム内にPCR検査陽性者が出た場合
チーム内に新型コロナウイルスPCR検査陽性者が出た場合、本人は所轄保健所、医療機関等に指示に従い、許可が出るまで活動を停止しなければならない。チームは濃厚接触者の有無などを総合的に判断し、大会参加(残り試合への参加)の見合わせ等の検討をお願いするものとします。その期間は2週間とする。
A試合後、対戦チームにPCR検査陽性者が出た場合
所轄保健所の指示に従い、濃厚接触者の特定、および感染が疑われる症状を確認し上記@と同様所轄保健所、医療機関等の指示に従い、PCR検査院生あるいは感染の疑いがないと判断されるまで、一定期間の活動停止、大会参加(残り試合への参加)の見合わせ等の検討をお願いするものとします。
(5)その他の留意事項
大会終了後、万が一感染が発生した場合に備え、個人情報の取扱いに十分注意しながら、大会当日に参加者より提出を求めた情報について、保存期間(少なくとも1月以上)を定めて保存しておく。
加えて、現在、導入されているスマートフォンを活用した接触確認アプリは接触率の低減や感染の拡大防止に寄与することを踏まえ、参加チームに活用を推奨します。
(6)最後に
本日現在で未確定な問題、これから現れる問題等々はその都度検討し連絡するものとします。
以上
主催
NPO法人東京都アメリカンフットボール連盟
(法人番号:2011705000637)
東京都江戸川区東小岩六丁目8番18号